特定技能の流れ
受け入れまでの流れ
現在、特定技能として外国人労働者を受け入れる方法は以下の3種類です。
- 技能実習2号までを良好に修了した後、無試験(免除)で特定技能に移行する方法
- 日本に滞在している留学生が技能測定試験に合格する方法
- 海外の技能測定試験・日本語試験合格者を日本に呼ぶ方法
技能実習からの移行の流れ
技能実習3号からの移行(2号移行対象職種の場合)※通算10年
技能実習2号からの移行(2号移行対象職種の場合)※通算8年
その中でも、技能実習から特定技能への在留資格変更による移行のケース❶が多数を占めています。より長い期間働いてもらうことや、技能実習生として就労経験があるため即戦力となることがあげられます。
❶の方法の場合、技能実習2号を良好に修了することが条件になりますが、ここでいう良好に修了とは
(1)技能実習2号を2年10か月以上修了したこと
(2)技能検定随時3級または技能実習評価試験専門級の実技試験に合格していること
が必要ですので、既に技能実習生としての経験がある場合3年満了の時点で条件を満たす可能性があります。もし、技能検定随時3級、専門級に合格していない場合は
(1)実習していた会社と監理団体が「評価調書」を作成します
内容:●当時の実習中の出勤状況 ●技能の修得状況 ●生活態度や日本語能力について所見を記載したものただし、実習していた会社と同じ会社で特定技能の申請をする場合には、過去1年以内に技能実習法の「改善命令・改善指導」を受けていないことを条件に評価調書の提出を省略することが出来ます。